Thank You 新宿Rolling Stone！

先日、新宿ROLLING STONE社長、TOSHIさんとお別れをしてきました。

新宿Rolling Stoneとの出会いは90年代にブランキジェットシティーの唄にもあった3丁目にお店があった頃に平日に遊びにいきました。

暗がりの地下のダンスホールの奥にあるソファーに強面で無愛想なおじさんがストーンズを聴きながら、煙草をふかして座っていたのが社長とのはじめての出会いでした。

一緒に遊びにいった相方は『うわぁ、怖いー！別の日にこよう』と言われましたが

わたくしは『面白いじゃん！うわぁー、かっこいいこれこそストーンズ！ロックンロール！』だと衝撃がはしりました。

その時はまったく話すことすらできませんでしたが、お客もあまりいなかったので次から次へとリクエストカードをかいてロックナンバーでお酒呑みながらはしゃいだのが今でも記憶にありますね。

ローリングストーンが他のロックバーと違うのはリクエストカードに答えて、DJがその曲と関連したネタを織り混ぜて、かっこよく繋いでくれていて、フロアーで踊るもよし、古きロックバーのように味わいぶかいお酒に浸ることもできる『ROCK』と『自由』がつまった最高の遊び場だったこと。

そして、新宿ストーン5丁目に移転した2006年〜お店が閉店する2014年まで8年間、主催のロックDJイベント『パラライズ』をやらさせて頂いて、社長や店長KAORUさんをはじめストーンスタッフの皆様には大変お世話になりました。

社長との思い出はパラライズ12周年アニバーサリーにDJ出演して頂いた際に魂がこもったストーンズのポストカードを頂いた時は凄く嬉しかったです。

そして、2014年ローリングストーンズ来日公演のライブ終わりにトイレでお会いして、なにも言わずに笑顔で抱き合ったのが一番の思い出です。

社長にはロックの生き様を教わりました。本当に感謝の言葉しかありません。この感謝の気持ちは一生忘れません。

ストーンで培ったわたくしの人生の財産であるロックンロール魂、アティテュードを絶やさず、後世に繋いでいくのも僕ら現場で活動しているものの使命だと思っています。

御冥福をお祈りします。社長安らかに・・・

Thank　You　Toshi、新宿Rolling　Stone！